「ラジオ波に副作用はある?」
「ラジオ波の熱でヤケドしたらどうしよう…」
脂肪燃焼を促進する施術として人気のラジオ波ですが、副作用が心配な方も多いのではないでしょうか。
ラジオ波は人体に悪影響を及ぼさない安全な電磁波なので、副作用のリスクはほとんどないとされています。ですが、可能性はゼロではありません。
皆さんに安心してラジオ波の施術が受けていただけるように、どんな副作用のリスクがあるのかを、この記事で詳しく解説していきます。
ラジオ波で起こりうる副作用やラジオ波で副作用が起こる原因、ラジオ波を受ける際の注意などをまとめていますので、ぜひ参考になさってください。
ラジオ波とは?
ラジオ波とは電磁波の一種で、「RF(Radio Frequency)」とも呼ばれます。
ラジオ波を利用した施術では、体内に30~300MHz(波長100km~1m)の電磁波を流すことで分子同士の摩擦熱が発生し、深部加温により脂肪燃焼が促されます。
外側から熱を与えて脂肪を溶かすのではなく、体内で熱を作り出すため高い体温を長時間キープできるのがラジオ波の特徴です。
施術中はポカポカとした心地よさがあり、痛みもほとんどありません。
ラジオ波で期待できる効果
ラジオ波には、次のような効果が期待できます。
- 脂肪燃焼
- セルライト分解
- むくみ解消
- 代謝促進
- 美肌効果
- リフトアップ
ラジオ波は体内で熱を作り出して施術箇所の温度を上昇させるため、冷えて固まった脂肪の燃焼やセルライト分解に高い効果が期待できます。
一度の施術で劇的な変化は期待できなくても、むくみ解消により初回の施術からボディラインやフェイスラインがスッキリするのが実感いただけます。施術を繰り返すことで脂肪燃焼やセルライト分解の効果も引き出され、リバウンドしにくいボディライン・フェイスラインを目指せるのがうれしいポイントです。
体を芯からポカポカに温めるラジオ波は、代謝アップも期待できます。とくに施術から72時間(3日間)は代謝が高まった状態なので、溶かされた脂肪が体外へ排出されやすいように適度な運動やリンパマッサージを取り入れるとより効果的です。
またラジオ波の効果は痩身効果だけにとどまりません。肌細胞が活性化することで美肌効果も期待できます。肌の生まれ変わりが促進されたり、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成が促進されたりして、ハリや弾力のある美肌へと導きます。
ラジオ波に副作用はほとんどなし
痩身効果にとどまらず、美肌の維持にも役立つラジオ波ですが、「副作用が心配…」といったお声も多くいただきます。
結論からいうと、ラジオ波は人体に悪影響を及ぼさない安全な電磁波なので副作用のリスクは基本的にありません。ラジオ波に副作用のリスクが限りなく低い理由は次のとおりです。
- 人体に影響のない周波数
- 医療分野でも使用されている
それぞれ解説していきます。
ラジオ波の特徴①:人体に影響のない周波数
ラジオ波は人体に影響のない周波数です。
電波は周波数(1秒間に繰り返されるこの波の数)によって低周波・中周波・高周波に分類されますが、ラジオ波は「高周波」に分類されます。
特徴 | |
---|---|
低周波 | 波が大きく皮膚抵抗を受けやすい |
中周波 | 低周波に比べると細かい波になり、皮膚抵抗も和らぐ |
高周波 | 電気の波が非常に細かく皮膚抵抗がほとんどない |
ピリピリとした刺激のある低周波に対し、高周波は振動が極めて細かく、皮膚への直接的な刺激や痛みはほとんどありません。この細かい波の振動が体内に含まれる分子を振動させ、摩擦熱を発生させます。
なお総務省によると、「電波により健康に悪影響が発生する証拠はない」とされています。
また電波による影響は蓄積されません。ラジオ波を利用した施術を定期的に繰り返したとしても、影響が大きくなるわけではないのでご安心ください。
ラジオ波の特徴②:医療分野でも使用されている
ラジオ波は医療分野でも広く活用されている高周波です。ラジオ波焼灼術(しょうしゃくじゅつ)といって、保険適用の治療法もあります。
もともとは医療の分野で利用されていたラジオ波ですが、近年では美容の分野でも取り入れられるようになりました。
エステで用いられるラジオ波は医療で利用されるラジオ波よりも出力が少なく、安心して利用できます。
ラジオ波で起こりうる副作用について
ラジオ波は医療分野でも広く活用されている高周波で副作用のリスクはほとんどありませんが、可能性はゼロとは言い切れないのも事実です。
ラジオ波で起こりうる副作用としては次のようなものがあります。
- やけど
- 内出血
- 赤み
- 熱感
- 乾燥
それぞれチェックしていきましょう。
起こりうるラジオ波の副作用①:やけど
起こりうるラジオ波の副作用として、まず「やけど」が挙げられます。可能性は限りなく低く0.1%以下ともされていますが、出力レベルやアプローチ方法を誤ると、熱が1点集中してやけどする恐れがあります。
やけどが疑われる場合は、直ちに施術を受けたサロンやお近くの皮膚科に相談しましょう。
起こりうるラジオ波の副作用②:内出血
ハンドピース(照射部分)を肌に強く押し当てた結果、内出血が出る可能性もあります。
施術方針はサロンごとに異なり、凝り固まった脂肪細胞をグリグリとほぐすイメージでハンドピースを肌に強く押し当てるサロンもあるので注意が必要です。
起こりうるラジオ波の副作用③:赤み
ラジオ波でアプローチすると、肌の深部から温まったことや血流が促されたことにより皮膚が赤くなることもあります。赤みは数時間で消えることがほとんどですが、翌日以降も強い赤みが残るようであれば軽度のやけどが疑われます。
起こりうるラジオ波の副作用④:熱感
ラジオ波により体内で熱を作り出した結果、施術後に熱感を覚えることもあります。ポカポカとした感覚で翌日までに消えれば問題ありませんが、ヒリヒリ感やジンジンとした痛みを伴うようであれば注意が必要です。この場合は軽度のやけどが疑われます。
起こりうるラジオ波の副作用⑤:乾燥
ラジオ波は施術箇所の温度を上昇させるため肌が乾燥しやすくなります。施術後、乾燥によるかゆみやつっぱり感があらわれた場合は化粧水やクリームでしっかり保湿しましょう。
ラジオ波で副作用が引き起こる原因は?
ラジオ波で副作用が引き起こる原因は主に次の2つです。
- 出力レベルの誤り
- エステティシャンの技術不足
それぞれ解説していきます。
出力レベルの誤り
ラジオ波は適切な出力で施術することで安全に使用できます。
ラジオ波は出力が高いほど温熱作用による痩身効果が期待できますが、肌状態や体質を無視して高出力でアプローチしてしまうと副作用のリスクが高まります。
また部位ごとに出力レベルを細かく設定することも大切です。副作用を起こさないためには、肌の構造を熟知したエステティシャンによる施術を受ける必要があります。
エステティシャンの技術不足
エステティシャンの技術不足も、ラジオ波で副作用が引き起こる原因の一つです。
ハンドピースを動かすスピードが遅過ぎて熱が集中したり、ハンドピースを肌に強く押し当てたりすると、やけどや内出血などの副作用のリスクが高まります。
ラジオ波を受けられない人
下記にあてはまる方はラジオ波を受けることができませんので注意しましょう。
- 妊娠中の方
- 発熱している方
- アトピー性皮膚炎の方
- 癌などの悪性腫瘍や感染症のある方
- 心疾患・頻脈症・血栓症・血栓性静脈炎の方
- 身体に金属製プロテーゼを使用されている方
- ペースメーカーなどの医療電子機器を移植されている方
その他、治療のために薬を服用されている方や、ヒアルロン酸注入などの美容医療を3カ月以内に受けた方などは事前にスタッフに相談しましょう。
ラジオ波を受ける際の注意点
ラジオ波の副作用が心配な方のために、施術を受ける際の注意点をまとめました。
- 技術力のあるサロンを選ぶ
- 施術後は入念に保湿ケアをする
- 施術当日はサウナや激しい運動を避ける
上記を守ることで、副作用のリスクを最小限にとどめられます。
技術力のあるサロンを選ぶ
まず大切なことが「技術力のあるサロン」を選ぶことです。
ラジオ波を使った施術を提供しているサロンは数多くありますが、導入機器や技術力のレベルはサロンごとに大きく異なります。
厳選した高品質な機器を導入し、かつ高度な技術力で施術してくれるサロンなら、副作用のリスクを最小限にとどめつつ高い効果が期待できます。
サロンの質は口コミ評判やホームページからチェックできますので、サロン選びは慎重に行いましょう。
施術後は入念に保湿ケアをする
施術後は肌が乾燥しやすくなっていますので、入念な保湿ケアを心がけましょう。
肌の潤いが失われると、肌にもともと備わっている「バリア機能」が低下してかゆみやカサつきなどの肌トラブルを引き起こしやすくなります。
肌のバリア機能を高めるためには保湿がマストです。保湿効果が高いセラミドやヒアルロン酸が配合された化粧水やクリームで、肌をやさしくいたわりましょう。
施術当日はサウナや激しい運動を避ける
ラジオ波は施術箇所の温度を上昇させるため、施術当日はサウナや激しい運動を避けましょう。
サウナや激しい運動により施術箇所の温度をさらに上昇させてしまうと、肌に負担となって赤みやかゆみなどの副作用があらわれやすくなります。
施術当日はサウナや激しい運動を避けて、ストレッチやリンパマッサージで老廃物の排出を促すのがよいでしょう。
ラジオ波の副作用に関するよくある質問
最後に、ラジオ波の副作用に関するよくある質問に回答していきます。
ラジオ波の副作用はいつまで続く?
軽度の内出血や赤みなどは3日程度で落ち着くことがほとんどですが、もしやけどした場合は回復までに長い期間を要する場合があります。
施術後に強い赤みやヒリヒリ感などやけどの症状が見られる場合は、すみやかに施術を受けたサロンやお近くの皮膚科に相談しましょう。
家庭用ラジオ波は危険って本当?
家庭用のラジオ波は安全性に特化した低出力製品ですが、誰でも使用できる分、副作用のリスクも高まります。1点集中でアプローチする、長時間かつ頻繁な使用など、誤った使い方で肌が赤く腫れ上がることも珍しくありません。
家庭用ラジオ波は副作用のリスクが高いのにも関わらず、思うような効果を得られないのも事実です。安易に家庭用ラジオ波に手を出すと、副作用や無駄な出費で後悔する可能性があるのでおすすめしません。ラジオ波は信頼できるサロンで受けましょう。
ラジオ波で副作用が出やすい人は?
敏感肌で、普段から寒暖差による肌荒れやかゆみが出やすい方は、ラジオ波の副作用が出やすい可能性があります。敏感肌の方は、事前のカウンセリング時にその旨についてもエステティシャンに伝えましょう。
また生理中や脱毛直後は肌が敏感になっているときなので副作用が出やすいとされています。副作用を避けるために、生理中や脱毛直後の施術は避けましょう。
まとめ:ラジオ波は信頼できるサロンで受けることが大切!
ラジオ波には「副作用のリスクはほとんどない」といわれていますが、以下のような症状が出る可能性もゼロではありません。
- やけど
- 内出血
- 赤み
- 熱感
- 乾燥
どんな施術もそうですが、少なからず肌トラブルのリスクはあるため、信頼できるサロンを選ぶことが大切です。とくに温熱作用のあるラジオ波は、出力過剰や技術力・知識不足によるやけどのリスクがあります。
高度な技術力や豊富な知識が求められるラジオ波を用いた施術は、安さよりも実績や口コミを重視しましょう。
なお当店では、手からラジオ波を流しながらマッサージできる「ウィンバック」をご用意しています。ウィンバックとは、エステティシャンが特殊なブレスをはめることで手から直接ラジオ波を流せる革新的な美容機器です。エステティシャンの手からラジオ波が通るため副作用のリスクもほとんどありません。
BILA式小顔矯正とラジオ波の相乗効果で初回の施術から感動の引き上がりを実感いただけますので、自分史上最高の小顔になりたい方はお気軽にご相談ください。
ラジオ波美容で小顔効果を実感!美容のプロが教えるBeauty Studio BILAのおすすめ記事はこちらです
『ラジオ波で話題のエステ10選【2023年最新】徹底解説』
『ラジオ波は小顔に効果があるの?【2023年最新情報】小顔矯正のプロが徹底解説』
『ラジオ波とハイフの違いを徹底解説【2023年最新】』
『ラジオ波とキャビテーションの違いは?美容のプロが分かり易く徹底解説』